そーっと。。。こんばんわー
新作アップしまーす\(^o^)/

本当は一か月前に完成させたかったお話です。
何故なら…これは、昨年シリーズとして書いた「桜と手紙」のエピローグだからでーす♪
全5話で終わり、ってことにしたんですが、続きというか、堂郁のちゃんとしたハッピーエンドを書きたくなって。
で、思いついたシチュエーションがあったので、書き始めてみたら・・・忙しくなって終わらなかった。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

季節外れではありますが、お時間の許す限りお付き合いください
m(__)m








桜と手紙 エピローグ

 

桜の木の下で

 

 

 

 

関東図書基地―――正月明けすぐに迎えた堂上班の年始休みが終わり、今日から気持ちも新たに出勤と相成った。

特殊部隊事務室に入ると、いつも話題の発信源となる進藤の周りに人集りが出来ていて、こんなに早くから一体何を騒いでいるんだ?と堂上の危機管理センサーが鳴り始めた。

 

「お!堂上、来たか」

「おはようございます。どうしたんですか?皆さん、早いですね」

「昨日、笠原から年賀状が届いたんでな。お披露目のために集合かけたんだ!それにしても・・・正月三が日に届かないってとこが、あいつらしいな」

「仕方ないですよ。あいつも正月休みは4日からだったし、12月は業務部の手伝いに借り出されて疲れ果ててましたから。年賀状を作る時間も無いってぼやいてたんです」

「・・・ふ~~~ん」

進藤たちの静かな返しに、堂上はハタと気付いて動きを止めた。

「堂上ク~ン。すっかり彼氏気取りで、随分余裕だねぇ」

声だけでニヤニヤが伝わるので、敢えて諸兄たちの顔は見ずに「気取りじゃなくて、彼氏ですから」と負けずに言い返してみる。

「ほほ~!さては、この休み中に逢いに行ったな?いや、笠原が上京してきたのか?」

「笠原はいつも金欠病ですよ!だから堂上が関西へ行ったんでしょう」

「だよな。笠原は、こっちに来てるのに俺たちを無視するようなヤツじゃないよな!」

だとしても、堂上から関西土産は無いのか?!と図々しいことを平気で言っている諸兄たちは軽く無視し、自席に着いて呼吸を整えた。こういう時は黙っているに限るのだ。

 

進藤たちは郁からの年賀状に浮かれている。

関西へ数年の異動だと思っていたが、実は関西防衛部の立て直しを狙ったもので、郁は一年間の研修扱いだったと判明したのは2ヶ月ほど前のことだった。

それまで関東を離れた郁を想い、里心をつけてはいけないと遠慮していたタスクメンバーだったが、春になったら帰還することが分かった瞬間から「俺たちの笠原アピール」を始める始末。何かしら理由をつけては関西へ連絡を入れようと画策していた。

年が明け、いよいよ郁の帰還の日がそう遠くないと思えるようになった。そのことが更に彼らのテンションを底上げしているのは明らかだ。

 

関東タスクのみんなが、郁の帰りを待ち望んでいる。それは堂上にとっても有り難いことで、諸兄たちの浮かれ振りに苦笑はするも文句は言わない。彼らの楽しみを奪うようなことはしないよう、発言にも気を付けていた。――「余計なことは言わない」とも表現できるのだが。

この気遣いが、この直後に仇となって返ってくる・・・。

 

 

 

「みなさ~ん!おはようございま~す♪」

それは柴崎の爽やかなご挨拶だった。女っ気の無い特殊部隊に時々吹き込まれる新鮮な風は皆から喜ばれるものであったが、今日このタイミングでの登場には堂上一人が冷や汗を流した。

 

「タスクのみなさん、今年もよろしくお願いします!・・・ってことでコレ、差し入れでーす!」

「おー、すまんな」

「柴崎、気を遣わせたなぁ」

「ふふ・・・実はこれ、笠原からなんですよぉ」

柴崎の一言に、一瞬にして静寂が訪れた。

「笠原だと?」

「はい、昨日までお正月休みだったんです。堂上教官から聞いてません?」

「・・・聞いた。休みが一緒だったみたいだから、堂上が関西へ行ったんだろ?」

「え、違いますよ。笠原がこっちに来たんです。3日の業務を夕方早く切り上げて、その足で新幹線に飛び乗って。4日の朝一って言ってたのに、我慢できなかったみたいですよ」

柴崎が続けて、「3日の夜から一緒だったの、話してないんですか?」と堂上に問うたものだから、進藤たちの温度が若干下がった。

 

その後の展開は、見るに堪えない悍ましい光景―――単に堂上を弄る、或いは除け者にするという子供染みた嫌がらせ――が繰り広げられ、大人な柴崎を呆れさせた。

「なんだ、あの目は。あの人たちは子供かっ!」

「ふふふ・・・とか言いながら、ちょっと優越感なんじゃありません?」

何でもお見通しな柴崎の視線が痛い。「隠し事なんてするから」と叱責される。

 

「顔を出してる時間が無いからって言っても、黙って関西へ戻るような子じゃないですよ。ちゃんと私に頼むつもりで、皆さんへのお土産を用意してきてましたもん」

「だから柴崎にだけは会いたいと強行したんだな」溜め息交じりで。

「どこからか情報が洩れて皆さんの耳に入ったら、堂上教官の立場が無いって心配してました。だから、このくらいの嫌がらせは我慢してください」

そう言われてニコリと笑われたら言葉は無い。「それにしても」と前置きをした柴崎から、更なる口撃を受けることになる。

 

「いくら遠距離だとは言え、お互いの三連休を二人きりで過ごすなんて、どんだけですか!」

 

完全に呆れられているのが分かったが、堂上は敢えて無言で通した。

この三日間のことは、まだ全部を話せないのだ――――

 

 

 

◆◆

 

 

 

関西図書基地――帰省()のために年始休みを融通してくれた防衛部の皆さんに、東京の土産をこれでもかと詰め込んだ紙袋を引っ提げて、郁は終業時間を迎えた庁舎へ足を踏み入れた。

 

「お、お帰り~!」

「た、ただいまです!」

郁の姿を見て、明らかに安堵の表情をする関西の隊員たち。不思議に思って様子を伺うように部長室前まで進むと、ノックの寸前で「帰って来ないんじゃないかって心配してたんだ」と耳打ちをされた。

全く考えもつかなかったことを言われて驚き、握った拳が宙に浮いたままの状態で目が点になっていると、ニヤリと片頬を上げた隊員は「笠原、入りまーす」と郁に変わってノックしながら部長室の扉を開けた。

 

「おお!笠原、ちゃんと帰ってきたか!」

「・・・ちゃんとって。部長まで、あたしが帰って来ないと思ってたんですかぁ?」

「いや、まさかとは思ってたんだが。あいつらが、真剣に考えて話してるのを聞いて、有り得るか?とも思ってな。もしかしたら、玄田から連絡が来るんじゃないかってヒヤヒヤしてたぞ」

後半は悪戯っ子のような表情を見せた防衛部長だが、本当に心配していたらしいことは伝わった。

「確かに、関東に帰りたいって気持ちもありますけど。でもこの研修自体、あと三ヵ月足らずじゃないですか。笠原、そこはちゃんと納得して、関西で頑張ろうって思ってますよ!」

鼻息荒く告げた郁に、ちょっと嬉し気に笑みを浮かべた部長だったが、その表情は一瞬で嗤い”に変わった。

「いやいや。そうじゃなくてな。笠原を帰したくないって言いだすんじゃないかと思ったんだ」

「・・・ん? 玄田隊長が?」

「いや。堂上が」

 

ワンテンポ遅れて首まで真っ赤になる郁を見て、部長室のドアから覗いていた隊員たちから「やっぱりなー!」っと歓声が沸き上がった。

 

「ななななななな、なにを言い出すんだか!」

「笠原よ、落ち着け。別に見てたわけじゃない」

「っ!そ、そんなこと言われたら、逆に怪しいですって!!」

「んじゃあ、やぁっぱり、堂上二正に甘えられたんだなぁ()

郁は頭を抱え、声を上げずに天を仰いだ。

「ぐはっ!否定しながら真っ赤とか、笠原は分かり易いよなぁ」

 

こうなってはもう隠しているのもバカバカしい。郁は腹を括るつもりで深く息を吐いた。

だが、隊員たちが面白がってくれたのはここまで。郁の態勢が立て直されたのを確認して、一様に真面目モードになったかと思ったら、「もう少しだから我慢な」と慰めの言葉をかけられた。

 

 

昨年秋の図書館協会全国大会の幹事基地だった関西図書隊は、この大きな仕事を成功させようと早い段階で動いていた。中でも運営の責任者として基地司令直々に名前を挙げられた防衛方ナンバー2の田所は、警備強化が必須になると踏んで部下たちの戦闘力をじっくり研究した。その結果、関西図書隊防衛部に欠けているものが見えてきた。

大きな任務を前にして欠点は見逃せず、田所は腐れ縁である玄田に現状を相談する。そこで提案されたのが、関東特殊部隊の誰かを関西へ投入し、意識改革を図ろうというものだった。

全国的に見ても一番統制のとれた部隊である関東タスク。その隊長である玄田の提案は有り難く、彼の言うままにこの作戦に乗ってみたのはいいが、迎え入れた隊員は女性だった。これには田所も話が違うと苦情を入れたくらいだが、玄田は受話器の向こうで豪快に笑うだけだった。

 

玄田の笑いが自信の現れであったと分かったのは、全国大会前の防衛部全体会議の時だ。幹事である関西図書隊が用意した資料に対して、不備があると見抜き提案する郁の働きは、悔しいがお見事としか言いようの無いものだった。

大会当日まで素晴らしい判断力を見せつけられ、関西の隊員たちはあからさまな嫉妬心を露わにした。それによって郁の立場は微妙になったが、同時に防衛部員として仲間と強固な信頼関係を持って任務につくべき場面で、それが出来ていなかった関西の脆さが露呈された。

失敗出来ないVIP対応に助っ人として関東タスクを呼び、郁との連携を披露させる。結果、玄田の思惑通り郁の存在を貴重なものと認識させることが出来た。関東タスクの隊員育成のノウハウを得ようと、皆が真剣に取り組むようになったのだ。

 

郁は自分の与えられた役目が出来ているらしいと、何となく誇らしげに思えるようになった。大会前の辛い時期には長く感じられた時間も、充実した日々に変われば早く過ぎているような錯覚に陥る。新たな仲間との楽しい時間と、もうすぐホームに帰れることへの期待感に胸を膨らませて、毎日を粛々と過ごしている。

だから、今の郁には「我慢」という気持ちは存在しない。

 

 

「大会の後から、時間が過ぎるのを早く感じてます。きっと関東へ帰還する日は、あっという間にやってきてしまう気がするんです。それは確かに嬉しいけど・・・皆さんとお別れするのは、やっぱり寂しいんです。我慢するとしたら、お別れの時に泣かないようにすること、かなぁ」

 

想像したのだろう。郁は今にも泣きそうな顔をした。

そんな表情を見せられたら、堪ったものじゃない。東京で堂上と別れてきた時もこんな顔をしていたのだろうと思うと、彼の最大の我慢に拍手を送りたくなる。

だから―――本当はこのまま関西に留まって欲しいと思っていることは、絶対に口にしない。それは暗黙の了解のようなものになっていたのだが・・・

 

 

 

「笠原さん。新年度以降も、関西に残るという選択肢は無しかい?」

皆の気遣いを知ってか知らずか、田所がストレートに郁に聞いた。

「え・・・」思わず言葉に詰まる。

 

関西での仕事も関東と変わらず出来るようになったと感じている。図書館協会全国大会以降、再び防衛部に籍を移したが、居心地の悪いことも無くなった。それは、関西のみんなが郁を認めてくれた証拠。その思いに応えるべく、郁は本来の人懐っこい性格で自然に輪の中に入っていた。

だから―――田所の言葉には少々心が揺れる。徐々に息の合ってきた仲間たちとの仕事は、それは気持ちのいいものだったし、最高の環境だとも思えるから。

 

「ああ、ごめん、ごめん。ウチに残るなんて、それは無理な相談だったね。そもそも、玄田が君を手放すはずがない」

「いえ、そんなことはないです。今回、玄田隊長には、あたしの思う通りにしていいと言われています」

「思う通り、って・・・本来の予定を変更することも?」

「はい。玄田隊長にはお褒めの言葉をいただけて。有り難いことに、『もうどこに出しても恥ずかしくない隊員だ』とも言っていただけました。どこへ行っても、関東タスクで培った精神は揺るぎなくあたしの中に存在するって、自信にもなりましたし」

 

郁の話を聞きながら、田所をはじめとする関西のメンバーの表情が明るくなった。

もしかしたら郁が関西に残るかもしれない―――皆の期待は噂となって一気に基地内を駆け抜け、勢いを増して関東にまで飛んで行った。

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

手塚が不満気に事務仕事を熟している―――

 

最近、タスクの空気が一変した。事の始まりは、独身寮内で実しやかに囁かれるいくつかの噂の中に、郁の名前が登場したことだ。

本来、特殊部隊の人間には噂話など気にも留めない輩が多い。他人を評価するのに、噂話などと言う信憑性の欠片も無いものは必要無いと思っているし、噂話は陰口と然程変わらない位置付けだ。

しかし殊、笠原郁という存在に対しては、噂話の一つも逃したくない。なぜなら、それが彼女の評価に繋がるものでは無く、自分たちが彼女を守るために必要な情報のひとつ、という共通認識があるからだ。

 

「・・・状況を報告せよ」

「はい。寮内で噂されている内容ですが、どうも関西の隊員からの情報らしいです」

「関西?!・・・それじゃぁ、根も葉もない、ってことも無さそうか?」

「どうでしょう。内容が内容だけに、俺たちからしたら『んなはず無い!』って思いますけどねぇ」

「柴崎の耳には入ってる様子か?」

「はっきりは分かりませんが、柴崎のことです。多分、聞いていると思います」

「だよな。あいつ、結構な地獄耳だもんなぁ」

進藤が辺りを気にするようにして発言すると、「情報屋と言ってくださいよ」と仲間内から苦笑される。

「でも、その柴崎の様子に変化が無くて。噂話を気にしているような素振りは無いです。だから、やっぱり噂は噂止まりじゃないでしょうか」

「そうだと思うがなぁ・・・」

溜め息交じりで報告会は閉じられる。

そんなタスクの諸先輩方の傍で、手塚は黙々と仕事をする。

 

―――気に入らない

 

噂は手塚の耳にも届いていた。郁が一年間の研修期間を終えても、関東には帰還せずに関西に残ることを考えてる――と、俄かに信じがたい話だった。

入隊から一年間をバディとして共に戦い、タスクで一緒に成長してきた自負がある。お互いの呼吸も、想いも読めるようにと精進してきた毎日は決して無駄ではないと思っていたから、郁が関西へ(じつは研修だったが)異動した時も、いつか必ず帰って来ると根拠の無い自信があった。

郁の帰還を疑ってはいないが、噂が噂を呼び、寮内では「笠原、関西で彼氏ゲット」などという下世話な話まで浮上していて、手塚の心を掻き乱す。

 

 

「手塚、元気ないね。どうかした?」

小牧に心配され、漸く自分の機嫌の悪さに気付いた。聞きたかったのだ―――二人の上官は、今回の噂をどの程度知っていて、どんな風に感じているのか、を。

 

「所詮、噂でしょ。人事に関わることは、必ず隊長経由で何かしら情報が入るはずだし。辞令前に異動の噂とか出ると、その辞令自体消滅することもあるからね。今回は元々研修なんだし。きっと関西の奴らの願望が大きくなってるだけだよ」

 

小牧はサラリと感想を述べた。手塚の気持ちを楽にしてやろうという気遣いでは無く、小牧の本心だと思える話振りだった。

それを堂上は黙って聞き、最後にしっかりと頷いて見せる。同意見、と取れる表情だ。

 

「そうですよね。笠原が関東に帰って来ないなんて、有り得ないですよね。みんな、面白がってるだけだとは分かってるんですが」

「ま、他人事って割り切れないくらい、俺たちの中で彼女の存在は大きいから仕方ないね。堂上なんか、噂してるヤツら見かけると凄い顔して睨んでるからね」

小牧は軽く笑ったが、言われた堂上は笑えない。実は手塚同様、ちょっと心配になっていたから。

「なんで堂上が笠原さんの噂に振り回される必要があるのさ。二人はちゃんと話が出来るんでしょ?こんな噂があるぞーって、笑い話みたいに言ってみればいいじゃない」

「そうですよ!堂上二正がハッキリと否定なり、あいつの情報なりを言ってくだされば、みんな噂なんかで戸惑いません!」

「そ、そうなんだが・・・」

「うわぁ、出た!こういう時、堂上は遠慮っていうか、煮え切らないっていうか、自信なさげになっちゃうよねーっ!」

過去のことも抉るような小牧の攻撃に、堂上は肩身が狭い。

「ちょっとな・・・その手の話は・・・」

「あれぇ?喧嘩でもしてる?連絡取りあってるんじゃないの?」

堂上の意外な反応に少々不安になった小牧。

「・・・喧嘩ではないんだが・・・」

 

堂上はそれ以上口を開かなかった。

二人が危機的状況にあるわけではないだろうが、何となく宜しくない方向に転がっているのかと心配になった小牧と手塚だった。

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

頼まれてもいない仕事まで引き受けて、意図的に残業時間を延ばしての帰寮。最近の堂上は、寮にいる時間を減らす方向で動いていた。

 

長い一日を終えて漸く自室に辿り着く。ポケットからスマホを取り出し、暫く黒い画面を見つめていたが、操作はせずにテーブルに放るように置いた。

着替えを始めるとバイブ音がやけに響いた。反射的に振り返り白く浮かんだ文字を確認したが、途端に眉間に皺がよるのを自分でも感じた。

溜め息を一つ吐いて、テーブルに手を伸ばした。

 

「・・・なんだ」

『あら。随分なご挨拶じゃない?兄貴』

相手は妹の静佳だ。ここは余計なことは話さない方がいいと、自己防衛が働く。

『お母さんから連絡入ってるでしょ?電話に出られないのは仕方ないけど、返信が無いって怒ってたわよ』

「忙しいんだ。今日だって、今帰って来たばかりだし」

『へぇ・・・。忙しい、の一言で許されるからいいわねぇ』

嫌味が見え隠れする口調だ。

「要件は何だ」

『んー?別に。アレからどうしたかなぁって』

「・・・何も変わらん」

『そうなの?もう、一気に話が進むのかと思ってたのに。やっぱり、兄貴ってヘタレねーっ』

静佳はケタケタと笑ったが、それを締め括るように『残念な男』と告げた。

 

『あのさ、実は私、彼女と連絡取ってるのよねー』

「はあぁぁぁ?!」

心からの驚きの声が出てしまった。

「な、なんでお前がっ?!」

『意気投合しちゃって♪連絡先聞いといたの。別にいいじゃーん。女同士、色々積もる話もあるのよん』

女というカテゴリを武器にされると、途端に遠慮してしまう癖がついている。

『でね、ちょっと気になる話を聞いたのよ。兄貴、彼女とちゃんと話出来てる?』

「・・・最近、ちょっと忙しくて・・・」

『出た!忙しいって言えばいいと思って』

「いや、ホントに忙しくてだな。あいつだってこの仕事のことは理解してるし」

『それ!そういうのが兄貴のダメダメなとこ!別に何も無くても、1分でもいいから声を聴かせてあげなさいよ!』

ダメ出しされることは慣れている。静佳にはいつも馬鹿にされてきたのだ。が、それとは別に今日の静佳は力強く何かを訴えているような気がした。

 

「なあ、あいつ、何か言ってたか?」

『・・・それは自分で聞いたら?』

暗に何かあるのだと思わせる返事だった。

最後に静佳は、『お母さんたちがね、郁ちゃん泣かせたら容赦しないわよ!って言ってたから。ま、頑張れ~♪』と爆弾を落として通話を切った。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

堂上と公認の仲になって初めてのバレンタインは、双方の都合が合わず逢えずじまいだった。だからと言って何かを送るというのも味気ないし、一か月後に確実にくるホワイトデーも同じように悩むのかと思うと気後れした。

恋人たちの一大イベントだとは知っているが、遠距離恋愛中ではどこまでが正しいのか、戸惑うばかりだった郁は素直に堂上に相談した。結果、堂上もそういったことには無頓着で、世間の波に乗って騒ぐのは苦手であることが分かった。ならば、逢えないことを理由に今回は特別なことはしないでおこうという事になる。

それでいいと堂上が思ったのは、春になれば郁が関東に帰ってくることになっているからだ。

だが――――研修終了後も関西に残って欲しいと、仲間たちから期待の目で見られたり、はっきりとお願いをされたりしている郁は、そのことで悩みもしていた。

 

郁は思い返していた。

関西に来ることになったきっかけや、その時に自分が思っていたこと。

「あたし、自分から教官のそばを離れることを選んだのよね」

『・・・なぁに?今、なんかダダ漏れたわよ?』

電話の相手は柴崎だ。

「あたし、堂上班のお荷物になりたくなくて。関東のみんなに守られてばかりじゃダメだって思って、余所に異動したいって隊長に話したのよね。最低でも3年は戻れないって言われてたし、なんなら戻れなくてもいいって思ってたんだけどさ」

『実は研修扱いで、もうじき帰還じゃないの。笠原にしてみたら騙されたって思うかもしれないけど、隊長はアンタを手放す気になんてなれなかったってことよ』

有り難いじゃないの、と柴崎は言うが。

「あたし・・・戻っていいのかな?やっぱり、まだまだお荷物になるんじゃないかな?」

『ねえ、アンタがそんな風に思うのって、アレが理由?』

「・・・・・」

それは肯定なのか、単に考えているだけなのか。電話の向こうでは柴崎も読み取れない。

『迷ってんの?』

「ううん。多分、気持ちは決まってる。だけど、今返事をしてもいいものか・・・ちゃんと独り立ちしてないと、教官に余計な負担をかけるだけにならないか・・・って不安で」

『やっぱり、アレが理由なんじゃないの。そんなに不安なら、教官に確かめてみる?』

「え・・・そ、そんなの、聞けないよ!」

『聞かなくていいわよ。私が仕掛けてあげるから。暫く大人しくしてなさい』

柴崎は楽しそうに笑って、『大丈夫、任せなさい』と力強く言った。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

3月に入った。今年も桜の開花予想が始まる。

徐々に新年度への期待感が膨らむように桜の蕾も膨らみ始め、関東タスクは少し落ち着かない様子だった。

落ち着かないのには理由がある―――郁の帰還の日が決まらないのだ。

 

「どうなってんだ?!隊長からは『待て』としか言われないし、堂上も知らないようだし」

「っていうか、何で堂上は知らないんですか?笠原と連絡取りあってるんじゃないんですか?!」

皆の不満は日に日に強くなるのだが、堂上本人には突っ込めない。そこは遠距離恋愛という障害を考慮し、更に堂上のヘタレな部分も理解してのことだ。

「おかしいよな。研修なら、年度切り替えで帰ってくるはずだろ。どうして決定事項として発表されないんだ?」

「まさか、あの噂、本当だったのか?!」

「まさか・・・だろ・・」

少し前に一部で騒がれていた、郁が関西に本格的に異動となる話だ。俄かに信じ難いが、現状と照らし合わせると他に理由が見つからない。

 

隊員たちが不安げにしている所へ、業務部からおつかいに来た柴崎が元気な挨拶をする。

「みなさん、こんにちは~!随分暖かくなりましたね~♪」

「おう、柴崎も元気そうだな」

当たり障りのない季節の挨拶だ。ちょっとテンションが低いだけで。

「・・・みなさん、何かありましたか」

「柴崎、お前なら聞いてるか?笠原の帰還について」

進藤たちが遠慮した様子なのを確認し、柴崎は辺りを見渡した。

「堂上班は?」

「防衛部のヤツと市街哨戒だ」

「そうですか。それじゃあ、皆さんにも手伝っていただきましょうかね」

「手伝う?」若干、嫌な予感もしないでもないが。

「笠原は帰ってきますよ。ただ、それがどのくらいの期間になるか、分かりませんけど」

「期間??」

「研修扱いなので、異動の話を了承したとしても一度帰還します」

タスク内の空気が凍った。

「ちょっと待て!笠原は、本当に異動を考えてるのか?」

「そんなこと・・・ある訳ないじゃないですか!!」

完全否定により、タスク全体の不安は一蹴された。が、安堵も束の間、柴崎は「ただ・・・」と声を低くして続ける。

 

「別のことで悩んでいて、その答えの出し方によっては、異動って話も浮上するかもしれないんです。だから皆さん、ちょっとご協力をお願いします!」

 

深々と頭を下げた柴崎は、進藤たちから快諾の返事をもらってから、彼女が知り得る堂上と郁の情報を開示した―――

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

桜が咲いた。例年通りの開花だとニュースで騒いでいた。

桜・・・と聞くだけで、俺の心はチクリと音を立てるように痛んだ。それは一年前の出来事の名残り。

 

図書隊二年目を迎えようとしていた可愛い部下たち。特に笠原とは、入隊当初は誰もが認める犬猿の仲で、「王子様」とやらの正体が彼女にバレないようにと躍起になっていた。

殊更厳しくすることしか出来なかったが、それに喰らいついて来る笠原が段々愛おしく思えた。部下を一から育てる楽しさも知った。ちゃんと育てられていると自負もあったし、周囲から認められもした。

図書隊員として地位を確立出来ているのは、全てを吸収して一人前になってくれた部下たちのお陰だとも言える。そう気付いてから、部下を大切にしたいと心から思った。

 

だからあの時、笠原が狙われていると知った時―――己の全てを賭けて彼女を守ろうという気持ちだけが一番に働いた。

なのに、あの事件の最後には、笠原から関東を離れるという決意を聞かされた。しかも、俺のことが好きだから離れるのだと言う。

 

意味が解らない。

好きなら離れたくないと思うのが普通じゃないのか?!

実際、俺は離れたくないと思った。

大切に育てたいと思った相手と離れることは、身を削られるような痛みを伴った。

 

美しく咲かせた花びらが散っていく―――桜の気持ちを想った。

 

 

 

あれから半年ほどして、俺たちはお互いの気持ちを隠さずに伝えた。

遠距離ではあったが仕事も理解しているし、何かあれば一番に連絡をくれていた。

関西へ異動だと告げられていたが、実は一年間の研修扱いだったと判明してから、春が来るのが楽しみだった。これは素直な気持ちだ。

今年の桜は、去年とは違った気持ちで笠原と一緒に見上げるんだろう・・・と、想像していた。

 

だが、その桜の開花も苦々しい気持ちで迎えているのは、アレがいけなかったように思う。

 

 

 

 

それは、正月休みのこと。

互いの休みを同時に取って、東京で一緒に過ごす約束をした。それを楽しみにしてくれていた笠原は仕事終わりに新幹線に飛び乗り、予定より一日早く上京した。

東京駅まで迎えに行き、さて、今夜はどうしたものか・・・と二人で相談を始めた時、背後から声をかけられて心臓が止まった。

 

―――静佳だった。

 

俺の最恐の妹。幼い頃からコイツに握られた弱味は数知れず。

そしてその日も、人生最大の弱味を握られてしまったわけだ。

 

この世の終わりかと思うくらいの衝撃で、思考回路がショートした俺を嘲笑うかのように、静佳は笠原との距離を一気に詰めてしまった。そしてそのまま、俺は引きずられるように実家へ連れて行かれた。―――笠原を伴って。

 

突然の展開にしどろもどろな俺たちには、つけ入るスキがあり過ぎて。あれよあれよと連休中の笠原の宿泊先が決定した。俺の実家だ・・・。

それはそれは嬉しそうな両親と、楽しそうな静佳の勢いに圧され、笠原は遭難しそうな渦に巻き込まれた。

 

とは言っても、両親も静佳も分別のある大人だ。昼間は俺たちを放っておいてくれた。初めてと言っていい、所謂デートというものも楽しめたし、逢えなかった時間を埋める作業も順調だった。

夕方に実家へ帰り、家族の団欒の中に笠原が居る・・・という不思議な時間を体験することになったことは、ちょっとしたイレギュラーだと考えるようにした。

 

 

そんな連休の最後の夜に、俺たちに爆弾を落としたのは誰だったか。

今となっては、アレは多分、両親と静佳の共謀だったのだと思う。

 

 

 

「ところで。二人は結婚とか考えてないの?」

 

 

―――― はいぃ??

 

 

目が点とはこのことで。俺は言葉を失くし、笠原は電池の切れたオモチャのようになった。

確か、母親が率先して話していたと思う。

笠原のことを褒めちぎり、「郁ちゃんみたいな子がお嫁に来てくれたら嬉しい」と何度も繰り返した。それに対して、父親も嬉しそうに頷き続け、静佳に至っては「こんな兄貴だけど、嫌いじゃなかったらお願いしたい」とか何とか酷い言いようだった。

 

寝耳に水な状況が続いて、やっと意識を取り戻してきた俺たちは、二人して真っ赤になりながら横目でチラチラと相手の反応を伺っていた。

何度目かに笠原と目が合った時、何かを語りかけられた気がした。

 

 

――教官は、どうしたいんですか?――

 

 

瞬間、俺の答えは一択だと気が付く。

だから、腹を括って告げた。

 

 

「いつか、そうなったらいいと・・・思ってる」

 

 

 

 

俺の答えを待ってましたとばかりに、両親たちは笠原の返事に期待した。

俺はそもそも、その場で返事を貰おうなんて考えてもいなかったし、それが夢じゃなくなっても時期はずっと先だとも思っていたから笠原に時間を与えようとして・・・

 

 

「こいつは図書隊員として、これからもっと成長していかなきゃならない。だから余計なことは考えさせないでくれ」

 

 

ゆっくりでいい――

時間をかけて

俺の隣りに居ることが自然なことだと思ってくれれば――

 

 

 

と、肝心な想いを告げてやれずに、笠原を関西へ帰してしまった。

アレが、いけなかったのだ。

 

その後、笠原からの連絡が減った。何が何でも声が聴きたいと言っていたヤツが、メールでのやり取りに変わり。毎日の出来事の報告メールがまるで業務連絡のような素っ気ない内容に変化し。一日おきが、二日おき、週2、週1・・・と徐々にシャッターが下りてゆく様を呆然と見送って来た。

 

このままではダメだと分かってはいるが、強引な手段は取れずにいる。

遠距離だとか、繁忙期だとか、それはくだらない理由だということも重々承知だ。

とにかく、笠原さえ関東に帰ってくれば、また一から関係を築いていけるだろう。

 

 

 

 

と、俺の考えは甘かったようだ。

笠原の帰還の日が決まらないまま、今日を迎えた。

 

3月最終日。東京の桜は満開。

 

俺は自分に苛立ちを感じながら、咲き誇る桜を独り見上げた―――

 

 

 

 

 

 

「――きょーかん!」

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

「きょーかん!」

 

郁は佇む背中を呼んだ。声で分かったのだろう、振り返る前にビクリと体が硬直したのが見えた。振り返った堂上は、郁が今まで見たこともないような情けない表情をしていた。

 

「教官、なんて顔してるんですか」

「・・・どんな顔してるんだ?」

尋ねる声まで弱々しくて、郁は堪らず大きく一歩を踏み出した。

「迷子の子供みたい」

「ああ・・・そうかもな」

独りぼっちの不安や、寂しさで泣きそうな表情だと郁は思った。

「どうして迷子?」

堂上の目の前に立ち、真っすぐに見つめて聞く。

「ずっと一緒に居ると思ってた人が、段々見えなくなっていった・・・から」

「それって、あたしのことですか?」

少し強く言い放った。郁の中に怒りは無かったが、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、今の堂上に苛立った。

「他に、誰がいるって言うんだ」

諦めたような言い方に、郁の苛立ちも消えた。堂上が素直になっていると思えた。

 

「あたしが傍にいないと、寂しいですか」

「ああ」

「声が聴けないの、嫌でしたか」

「ああ、それが一番堪えたな」

「どうしてるか、知りたかったですか」

「ああ、全部知りたいと思ってた」

「どう思ってるか、知りたかったですか」

「・・・それは怖くて聞けなかった」

 

俯いて答えた堂上に、郁はガバッと抱きついた。そして「やっぱり」と囁く。

 

「どうして自信失くしちゃうの?なんで、あたしの気持ち信じてくれないの?

ちゃんと思ってること言ってくれていいのに!教官の気持ち、全部教えてくれればいいのに!

教官の、バカっ!でも―――大好きっっ!」

 

 

郁から抱きつかれたままの告白に、一瞬頭の中が真っ白になった堂上だったが、ふと視界に入った満開の桜が、風に揺れて笑ったように見えた。

 

「戻ってきて、くれるのか?」

郁は首を振る。予想外の返事に、堂上は少し慌てた。

「そうじゃなくて。あたしが聞きたいんです。教官、あたし――ここに帰って来ていいですか?」

「当たり前だろっ!!」

「みなさんのお荷物になりませんか?」

「アホかっ!お前がお荷物だとか、誰がそんなこと思うかよ!」

「でも、あたし、みんなに守られて、甘やかされて、一人前の隊員とは程遠い―――

堂上は郁の唇を塞いだ。

 

「もう黙ってろ。お前が俺たちに・・・俺に、どれだけ必要な存在か、ゆっくり教えてやる」

 

「あ、あたしも。タスクの皆さんが教官のことどれだけ心配してくれてたか、教えてあげます!」

「は?」

「手紙もらったんです。教官が元気ないって。ヘタレっぷりを並べて、こんなヤツだけどよろしく頼むって。だからあたし、返事をしに来たんです」

「よ、よろしくって・・・返事って・・・」

眉間に皺を寄せながらも、思考は何かに辿り着いたようだ。途端に心配気に郁を見つめる。

 

「あの時の返事、か」

「はい。もう、必要無いですか?」

悪戯な言い方をされて、堂上は困惑気味だ。

 

必要無い、なんて思うはずがない。

時間をかけたいとは思っていたが、郁の気持ちが決まっているなら、早く聞きたいとも思う。

しかし―――聞くのは怖い、とも思う。

 

 

いや、それよりもまずは――――

 

 

 

 

 

 

 

堂上は本当に腹を括った。

咳払いをひとつしてから、郁の瞳を捉える。

両手で肩をしっかりと掴むと、軽く抱き寄せて耳元で囁いた。

 

 

 

 

「――郁、結婚しないか?」

 

 

 

 

満開の桜が、また風に揺れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

fin


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またあした

僕たちの未来

comment iconコメント ( 18 )

くぅーっ!

関東タスクの諸兄様。
この度は、ヘタレ堂上さんがお手数をおかけしました
(〃・д・) -д-))ペコリン
でも。
桜の木下での再会…これのためには、熱々ラブラブではいかんのです💧ヘタレ堂上さんと、甘えず頑張っちゃう郁ちゃんでなければ
駅の改札とかで再会してはダメなんです!

だから、これでいいのだ!

ヘタレ篤バンザーイ!!


ああ。手紙から読み直してぇ。
しかし、仕事だっ
くぅーっ!ジレるっ!!


名前: aya@屋根裏部屋 [Edit] 2017-05-09 07:24

お疲れさまでした

こんにちは🍀ちょっとヘタレで弱気になっている教官は一生、郁ちゃんの男前さに勝てないでしょうね😆何処へ行ってもみんなから愛される郁ちゃんですが、やはり教官の隣に立っているのが一番似合います😁桜シリーズのエピローグ、ステキなお話を有難うございました💞

名前: torotan [Edit] 2017-05-09 12:49

泣いちゃった~

 こんにちは。もう、ふたりの関係、郁ちゃんが関西図書基地に残るのか!? ドキドキしました!

 堂上さん、ヘタレだから~でも自分の気持ちより郁ちゃんの気持ちを優先しようとするとこが...はっきり言っちゃえ~と思いました。

柴崎のナイスアシスト、関東タスクの諸兄達の手紙に感謝! 堂上篤、男になりました!郁ちゃんへのプロポーズ❤

やったー\(^o^)/  もういちど、手紙を最初から読み返します!

名前: うりまま [Edit] 2017-05-09 17:11

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名前: - [Edit] 2017-05-09 18:08

こんばんは。エピローグをあげて下さって感謝です! こと、郁ちゃんにはヘタレの極致の教官(泣)今回ばかりは魔女とタスクのアシストには樽酒進呈が必要ですね。それでも、最後の言葉できゅ〜ん(//∇//) これで決めなきゃ男じゃない‼︎ 自分を甘やかせない郁ちゃんが健気でした。関西に3年なんで、シリーズ途中でどうなるのかと胸が痛かったのを思い出しました。早く家に着かないかな。シリーズ読み返します!

名前: サフィー [Edit] 2017-05-09 19:50

お久しぶりです。

こんにちは。
イヤーーーーナニコレーーーーッ!!WWW
情景が目に浮かんできますね、ラストのシーン。相変わらずのいらん事言いの言わないかん事言えずのヘタレっぷり(笑)
ホッコリというかふんわりというか「よかったね~」って親戚のおばちゃんみたいな気持ちになりました♪

名前: S.A [Edit] 2017-05-10 16:30

ayaちゃんへ

まったくもう・・・ホントにもう・・・
うちの教官、どうしてこうもヘタレかねぇ(;´・ω・)
書いてて腹が立ったりww
途中で復活させようかと思ったけど、もう最後までヘタレで行けーっ!!と。

むふふ・・・
あやちゃん、私が書きたかったシチュ、分かったのね♡
そう、これは「桜と手紙」だから。
絶対に外せないシーンなのだよ!!!

この、どストレートなプロポーズってのが・・・
意外で悶えるよねぇ♡♡

名前: 悠@youBB [Edit] 2017-05-10 18:05

torotanさんへ

ありがとうございます♡

郁ちゃんが傍に居ないと、ヘタレ全開になってしまう…。
意図してるわけじゃないんですが、勝手にそうなってるから、きっと教官ってそういう人(笑)
男前の郁ちゃんにベタ惚れですからねぇ(・∀・)ニヤニヤ

何とかお泊り後の二人のエンディングが書けました♪
待っててくれてありがとうございましたm(__)m

名前: 悠@youBB [Edit] 2017-05-10 18:09

うりままさんへ

正月休みの二人ってのを引っ張って、何があったのかどこでバラそうか・・・悩みました(;'∀')
ヘタレさんの結婚宣言は、全くプロポーズらしくなかったぞ!というのが郁ちゃんから柴崎に伝えられた話ww
これは、堂上さんに腹を括らせるって重大ミッションになりました♪
教官、男になれました??よかったです(笑)

読み返して貰えるなんて、ホントに嬉しいです(*'▽')

名前: 悠@youBB [Edit] 2017-05-10 18:13

nonorinさんへ

要らんこと言いの言葉足らず、って重症ですよね(;´・ω・)
どうしても照れが勝ってしまうのは分かるけど…。
もどかしい感じを郁ちゃんの暴言に込めてみました。
「バカっ!」って、某ドラマの「みくりさん」風でどうぞ(笑)

名前: 悠@youBB [Edit] 2017-05-11 03:46

サフィーさんへ

何とか続きらしいお話が書けました。
思い切った原作逸脱作品ってのを思いついたのはいいけど、思いの外、苦しい展開に自分の気持ちまで暗くなったのが懐かしいww
私にはシリアス展開は無理!って悟りました。。。
(とか言って。一本、暗黒な話を抱えていて、どうしようか悩み中…)
やっぱり、堂郁はハピエンがいい♡(書いてて楽ww)
柴崎&タスクのみなさんには、私から何かしらのご褒美を・・・( ̄m ̄〃)

名前: 悠@youBB [Edit] 2017-05-11 03:52

S. Aさんへ

わー!お久しぶりです♪
お元気でしたか??

うふふふ…このラストが降りて来たんで、手紙3で「完」としたものを強引にエピローグ入れたんです♡
桜の下の、どストレートなプロポーズ…♡♡♡
これ、原作逸脱じゃないと書けないしwww
でも、教官に(実写版のお人に)言わせてみたいセリフでもあります(・∀・)ニヤニヤ

名前: 悠@youBB [Edit] 2017-05-11 03:56

No title

ちょっと、ちょっと、ちょっと!!!
もう、このこの。
読み返してしまったよ、シリーズ!
たまらんわ。

成長したよね、うん。教官も。
私が、結婚したい。いや、やっぱり隣で
覗き見して悶えたい。
とにかく、よくぞ言ったぞ!教官。

やっぱり、悠さんのシリーズもの最高。
読み返してしまうのよね、ほんとやばい。
中毒になるのです。
いま、びっくりするぐらい忙しいのによ。

またまたワクワクしながら待ちます、次を。
わーん、楽しみだわ。
ありがとうございました!!!

すきーーーーーーです!
(興奮してもーた。)

名前: kiko [Edit] 2017-05-11 13:12

kikoちゃんへ

あらあら。kikoちゃん忙しいのに。
読み返してくれてありがとう♡

kikoちゃんにはシリーズ物のリクを頂いて…
新たなネタが浮かばなかったんで、何かの続き、書いてみようかとおもったんだよ。
んで、これ。降って来た。

桜の木の下で、教官のストレートなプロポーズ♡
夢が詰まったぜww
願望ダダ漏れたぜ(*^^)v

また喜んでもらえるように、ちょっと長くなりそうなシリーズ物、考えてみるねー!

名前: 悠@youBB [Edit] 2017-05-13 11:04

No title

ちょっと読んだら、こりゃ読み返した方がいい!と最初から読み直してきましたっ!

もぉ〜実写にて脳内再生♡
桜の下にいる教官はもう1人の篤まで出てきちゃって(^_^;)

教官ヘタレだなぁ〜と(笑)
このままの流れだと郁ちゃんから逆プロポーズか⁉︎なんて心配しちゃったけど、最後のプロポーズでヘタレ返上です!
うん♡教官がんばった!

でもこの代償は大きそう( ̄▽ ̄)
タスクの諸兄たちに柴崎に小牧さん…
がんばれ教官!

名前: yuca [Edit] 2017-05-13 16:17

No title

大好きなシリーズ、読み返してきました。
やっぱり言葉足らずのいらんこと言いで、すれ違うのね~。そのまま弱気になっちゃうなんて、安定のヘタレ教官💦
最後にプロポーズはできてよかった。郁ちゃんも納得して帰ってこれてよかったv-353

名前: shimoko [Edit] 2017-05-15 13:27

yucaさんへ

yucaさんまでww
最初から読み直していただいて、ありがとうございます♡

そうそう。桜の木の下の「篤」よ!!(笑)
どっちも悶えるのよね~~~~♡▽♡

この桜と手紙シリーズの教官は、郁ちゃんを大切に扱い過ぎてたって記憶がありまして。
何でも今一歩踏み出せない感じの教官しか妄想出来ませんでしたw
ずっと一歩引いてた教官だから、最後くらいちゃんと男になってもらおう!と。
ハンパなプロポーズじゃ、みんな納得せんぞ!と(笑)
これ以上ない、ストレートな言葉を言わせてみました♡

頑張ったからさ。
柴崎も、進藤さんたちも、許してくれるよ!!!
(正月に逢ってた件は、別としてww)

名前: 悠@youBB [Edit] 2017-05-19 13:28

shimokoさんへ

読み返していただいて、ありがとうございましたm(__)m
意外に、離れたら甘くなったこのシリーズ。
こういうのもアリか!と新鮮な気持ちでした。

教官のヘタレっぷりは、書いててイライラもしましたが。
郁ちゃんを大切に想ってるってのは伝わった・・・かなぁ?
大切にしてるんですよ!(笑)
それに郁ちゃんが応えてくれて良かったです♡

名前: 悠@youBB [Edit] 2017-05-25 00:44

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